ベトナムからカンボジアへ。国境を陸路で越えてみた3

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カンボジアへ

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国境の町

ホーチミンからバスに乗り込んで2時間くらいで国境の町モクバイに到着。添乗員が乗客からパスポートを集めて降りていきます。それにあわせて、乗客もぞろぞろと下車。若い添乗員は慣れたもんなんでしょう、すすっと先のほうに進んでいきます。乗客はどこに行っていいのかわからず、固まっています。知らない街でパスポートもなくて置き去りというのはあんまり気持ちいもんじゃありません。
しばらくすると、添乗員がパスポートの名前を読み上げます。パスポートをもらって国境を越えたところでもう一度ビザチェックがあります。

バスはベトナム国境に到着
ベトナム側の国境です

ベトナムの国境を越え、バスに乗り込み、再度カンボジア国境で下車。ここでは手の写真と親指の指紋をとられました。
国境のチェックはそれなりに厳重でしたが、空港なんかに比べるとずいぶんのんびりしている気がしました。
そうそう、国境にはSIMカードなんかを売っているおばちゃんもいました。国境に商人がいるって、まさにドラクエの世界でした。

カンボジア側の国境です

国境を抜け、バスはプノンペンへ。ベトナム側は片側2車線の舗装道路でしたが、カンボジア側は片側1車線の半舗装道。やはり国柄を感じました。カンボジアに入ると一気に中国語の看板が増えます。中国が積極的に支援しているようです。
20分くらいで食事休憩。カンボジアのお店に入ります。日本の定食屋のようなお店で、好きなおかずを自分で選ぶようなシステムです。
おばちゃんにメニューを指さしたり、出来合いのものは、めいめい取っていきます。われわれはバラ肉のスープのようなものとご飯をオーダー。スープはしお味がちょうどよく美味。ちょっとポトフのような感じでした。ライスはタイ米のようなぽろぽろのお米でしたがスープに浸して食べるとこれまた美味。食事の不安がなくなりました。カンボジア通貨のレアルを持っていないので、ベトナムで両替しておいたドルで支払います。3ドルくらいだったかなぁ。

定食屋さんのような店内
初カンボジア飯。美味かったです。

トゥクトゥク初体験

カンボジアの国境をこえて2時間ちょっとでプノンペン到着。プノンペン近くになるとトゥクトゥクに加えて車の量も増えてきます。バスは終着のプノンペンのリバーサイドターミナルに到着しました。
ここからホテルまではどうしてもトゥクトゥクを利用しないと仕方がない。(ちなみにトゥクトゥクと言ったら通じませんでした。トクトクのほうが通じるみたいです)
ターミナル前にはトゥクトゥクの呼び込みがわんさか。こういうのに引っ掛かりたくないしなぁ。
事前に「Pass App」というアプリをインストールしていたのでこれを活用。トゥクトゥクの配車アプリです。カンボジアではこれと「Grab」が2大勢力みたいです。ベトナムは「Grab]一色でした。

自分の場所を伝えると、近くにいるトゥクトゥクが応答してくれて予約成立。思ったよりも簡単に使えました。
ターミナルからわれわれのOKブティックホテルまで5ドル。10分足らずのドライブでした。

ガネーシャがお迎え。ホテルロビー。

われわれのホテルは「OKブティックホテル」王宮近くの交通至便なホテルでした。
ロビーにはガネーシャ(?)が鎮座ましましております。私のブロークン英語も通じチェックイン。
部屋はホーチミンのホテルよりも広く快適。クーラーがガンガンきいてたのも私の好みでした。

カンボジア旅行に際しては、外務省の「たびレジ」でさんざん「ひったくりに注意してください」というメールをもらっておりました。もっといえば領事館でビザをもらう際も「ひったくりに注意してくださいね」といわれ、ちょっと戦々恐々としておりました。
部屋で荷をほどき夕暮れの町を探索。ホテル近辺では屋台がずらりと並んでおりました。中には床屋も!
ただ、ちょっと「衛生状態がどうなの?」という感じでした。
旅の疲れと事前情報でびくびくしていたもんで、本日はホテルの屋上のレストランで食事。
ホーチミンでもそうでしたが、屋上にプールがあり、欧米系の方が泳いでいます。屋上でビールを飲みながら涼みます。
本日はカンボジア シハモニ国王のお母様の「モニク前王妃誕生日」ということで祝日でした。
夜には花火が上がっておりました。

街はトゥクトゥクであふれています
ホテル屋上から見た王宮
前王妃の誕生日をお祝いする花火が打ちあがっております

バス移動の疲れが出て、本日は早めに就寝。

トゥクトゥクでプノンペン観光

プノンペンに滞在するのは正味本日だけ。ホテルにトゥクトゥクの半日観光のルートが載っていて、それを頼むことに。王宮・シルバーパコダ、ロシアンマーケット、セントラルマーケット、ワットプノンと回ってくれます。ホテルの前がトゥクトゥクの待合みたいで、そこと契約しているみたいです。4か所回って20ドルというお値段。高いか安いかは不明。きっとちょい高いんだろうけど、利便性に負けました。

トゥクトゥクの料金表です

 

王宮・シルバーパコダ

まずはホテルからトゥクトゥクで5分の王宮へ。王宮に入ると通訳の呼び込みがあります。圧倒的に中国語の通訳が多い!また中国人観光客の方が多い!日本語の通訳じゃ商売にならないんだろうなぁ。ちょっと寂しい気になりました。

王宮から出ると、先ほどのドライバーがいない。
呼び込みのドライバーが大勢声をかけてきます。きょろきょろ探していたら、ちょっと離れた場所でココナッツジュースを飲みながら、トゥクトゥクのシートで昼寝中でした。のんびりしているといえばのんびりしています。

ロシアンマーケット

市場入り口です

次はロシアンマーケットへ立ち寄り。市場の入り口で降ろされました。

中に入るとかなり薄暗い。雑貨のエリア、食品のエリア、洋服のエリアなど明示はしてありませんが、分けられています。中には食堂もあります。食品のエリアは鶏の首がぶら下がっていたり、川魚のはらわたが飛び出ていたりとかなり刺激的でした。観光客目当ての呼び込みもなく、地元の市場という感じでもありました。
ここで、カミさんはコレクションの冷蔵庫マグネットと、とっても楽ちんそうなパンツを購入。店員の方は当たり前のように英語をしゃべります。洋服売り場のお姉さんはとてもフレンドリーで写真も撮らせてくれました。

市場の内部です
ロシアンマーケットのショップのお姉さん

このあと、ロシアンマーケットの入り口にあるケンタッキーフライドチキンでちょっと休憩。
再びトゥクトゥクに乗り込んでワットプノンへ。

ワットプノン

丘の上にあるお寺ワットプノンへ。ここに行くときに事件が起きました
トンレサップ川沿いをトゥクトゥクは走っていきます。突然、トゥクトゥクが急ブレーキ。対向車線からバイクが倒れこんできました。事故かと思ったらそうじゃありませんでした。後部シートの若い男は態勢を立て直して座りなおすとバイクは急発進しました。後ろから若い女性が大きな声を出して追いかけます。「ひったくり」でした。
「ひったくりに注意」と散々「たびレジ」から注意を受けていましたが、まさか本当に出くわすとは!
ドライバーは「携帯を見ながら歩いちゃいけないよ」と注意してくれました。
ワットプノンの想いでは建物や景色よりもこのひったくりの思い出のほうが鮮明です。

ワットプノン

セントラルマーケット

半日ルートの最後はセントラルマーケット。ロシアンマーケットに比べるとちょっと「よそいき」な感じです。宝飾品のような売り場もありました。食品売り場もありました。鶏なんかその場で絞めてくれるみたいです。(抵抗していた鶏の声が急に聞こえなくなったし…)ここで、カンボジア名物の胡椒を買おうと思ったんですが、カミさんが言うには高いみたい。結局ここではなく、イオンで買うことにしました。

当初のツアーはこれで終了。なんだけど、明日のバスの出発場所も確認しておきたいし、イオンにも行きたいし。われわれは無口だけどまじめなドライバー(ちなみにクロムさんといいます)を気にいってましたので延長をオファー。10ドルで成立しました。

ランチタイム

日本でもおいしいお店はタクシードライバーーの運転手さんがよく知っているといいますよね。プノンペンもそんなもんかなぁと思い、クロムさんにランチのお店を紹介してもらいました。川沿いのお店でハンバーガーとビール。最初はテラスで食事をしていたのですが、四肢不自由な物乞いの方が寄ってきます。気の毒とは思うのですが、私個人では何にもできない。車を押している健常者が黒幕のような気もしますが…。子供のころそういえば、阪急電車の十三の駅前には傷痍軍人の方が募金をしておりましたが…。そんなことを思い出しました。
暑かったのでビールが旨かった。
ジョッキで2杯、キュッとあいちゃいました。


ビールは国の東西を問わず、汗をかいたあとの体には美味いもんです。
カンボジアのビールは「Anchor」「Angkor」なんというのがメジャーどこでした。

イオン

プノンペンではイオンも観光名所であります。やっぱり、品ぞろえに安定感がありますね。お目当ての胡椒もここにありました。

ナイトクルーズ

ホテルのロビーでナイトクルーズの船賃無料(宿泊者のみ)というパンフを発見。参加してみることにしました。トンレサップ川を上っていくみたいです。
無料ということで期待はしていなかったんですが、スコールでひと雨降ったあとのクルーズは気温もちょうどよく、なかなか満足感が高かったです。

船内では民族音楽の演奏もありました
帰宅時間なのでしょうか。川向うへ帰るフェリーも出発します。
夕闇の中、出航します。景色はとてもきれいでした。

バイバイ!プノンペン

翌朝、6:00約束通りにクロムさんが迎えに来てくれました。彼のおかげでプノンペンの思い出がとても良いものになりました。ありがとう!

われわれを案内してくれたクロムさん。いろいろとありがとう!

プノンペン発ホーチミン行きのバスはオルセー市場のオフィスから出発。到着したターミナルとは場所が違うのでちょっと注意が必要かも。

Mekong Expressのオルセー市場前事務所

バスは10分遅れの7:10に出発。今回の添乗員は新人のような女性でした。
ドライバーは往路と同じ人。向こうもこちらのことを覚えていてくれて「プノンペン楽しかった?」ときいてきます。「Of Course!]
途中、一軒の屋台でバスが停車。若い添乗員が、茹でたトウモロコシを買いに走ります。誰が食べるんだろうと思っていると、ドライバーが運転しながら食べ始めた!だけどとても美味そうだ。

ドライバーはとうもろこしをかじりながら、行きと同様に盛大にクラクションを鳴らして走ります

往路と同様、国境近くのドライブインに到着。
だけど、ドアが開かない。壊れちゃったみたい。こういうことはなかなか日本では味わえない体験ですね。ドライバーは一生懸命修理していたけど、一人では無理みたいで、国境から人を呼んで無事解決。20分くらいでしたが、だれも騒がない。慣れっこなんですかね。
われわれのバスも無事国境を通過し、ベトナムへ。旅行も終盤にかかりました。

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