甘木・秋月・太刀洗をウォーキング。甘木鉄道沿線は想像以上に魅力あるコンテンツが詰まっていた。

11月26日、カミさんと甘木・秋月・太刀洗を歩いてきました。

メインは甘木鉄道に乗ること。そのあと甘木から秋月までウォーキング。最後に太刀洗まで戻ってキリンビール園で乾杯!という予定です。

1 甘木鉄道で甘木へ

西鉄平尾を8:45に出発。西鉄小郡へ。小郡で甘木鉄道へ乗り換え。甘木鉄道は基山から甘木までを走るローカル私鉄です。福岡郊外を走る私鉄のため、福岡市内に住んでいる人間はなかなか乗る機会がありません。私もはじめて乗りました。
西鉄小郡駅から3分くらいのところに甘鉄小郡駅があります。

一両編成のディーゼル電車にのって甘木へ。ディーゼルカーだからでしょうか、甘木鉄道は「レールバス」と列車のことを表記しています。

まっすぐに伸びた線路を軽快に進んでいきます。

小郡駅からだいたい20分で甘木に到着。
けっこうマニアには有名なのでしょうか。多くの方が車体の写真をとっていました。


2 甘木から秋月へ

甘木駅から甘木公園を通って秋月へ向かいます。
西鉄甘木駅を右に見て、市役所方面へ。市役所の少し先に甘木公園があります。


朝倉市のホームページによると、福岡県内でも屈指の「桜の名所」だそう。
当然季節がら桜は咲いていませんが、ところどころ紅葉も見られるし、釣りができる池などもあって、ゆっくりのんびり
歩けそうな公園でした。ここから「太平山」入り口にも通じているみたい。今度登ってみようと思います。
平日の昼間でも、思っているより歩いている方は多かったですね。高齢の方も多かったですが。

釣りも許可されている池
ところどころ紅葉も見られます。

本来でしたら一周したいのですが、今回の目的は秋月城址。先を急いでいるので、甘木公園をショートカット。国道500号線に沿って秋月城へ。
トラックが多く、車の通行量が多いのに、ところどころ歩道スペースがないのに閉口しました。

だけど、途中まで並行して流れている小石原川沿いは穏やかな景色で癒されます。

3 秋月城址

秋月城はWikipediaによれば

1203年(建仁3年) – 秋月種雄が秋月城を築城。

とあります。ただ、豊臣秀吉に戦で敗れ秋月氏は日向高鍋に移封され、廃城となったようです。
県内では紅葉の名所でもあります。ただ、11月の後半というのに、紅葉には少し早いようでした。

秋月城址の入り口。ここからずっと登坂が続きます。
平日の昼間というのに、歩いている人が多い。外国の方が多いなぁ。こんなところまでガイドブックに書いてあるのでしょうか。

秋月城址のメインストリート


本日はこの紅葉を見ながらお弁当。
今日の陽気は11月終盤にしてはあたたかく、天気は絶好。1時間以上歩き続けておなかがペコペコだったので、いつもに増しておいしかったですね。

秋月は「葛」が名物のようでした。茶店には「葛餅」「葛切り」の文字が多く見られました。

「あと一週間くらい遅かったら、もっときれいな紅葉になってるんだろぅなぁ」「と思わせる景色です。


秋月城址はは穏やかで、趣のある街でとても気に入りました。

4 ふたたび甘木から太刀洗へ

秋月城址から甘木へ。ここからはバスで移動です。甘木観光のバスでここから甘木駅まではだいたい30分くらい。バスの中で深い眠りに落ちました。

ふたたび甘木鉄道にのり、太刀洗へ。
ここでは「平和記念会館」「キリンビールガーデン」よるのが目的です。

太刀洗平和記念会館は太刀洗駅のすぐ前にあります。
なぜ、ここにこういう施設があるかというと、旧日本陸軍の東洋一といわれた飛行場があったから。
知りませんでした…。
館内にはゼロ戦が飾られています。原則写真撮影禁止ですが、このゼロ戦だけは写真が許可されています。

壁面には当時の軍事ポスターや特攻で飛んで行った若者の写真が掲示してあります。
誰が戦争を煽ったのか。純真無垢な若者の手紙はいつ読んでも涙を誘います。
この記念館では、太刀洗爆撃の際に亡くなった米兵の写真も飾られています。
彼らにも同様に家族がいたろうに。
大橋巨泉だったかなぁ、「戦争とは爺さんがはじめ、おっさんが命令し、若者が死んでいくもの」
蓋し、名言です。
当然、私も戦争は知らないのですが、1960年代の日本は、まだ傷痍軍人の方が方々におられたりと、少しは戦争の悲惨さが残っておりました。
こんな記憶が風化すると、現実を知らないアジテーターが、とんでもない方向に舵を切ってしまうんだろうなぁと思ってしまいます。
こういう記念館は、少しでも風化を食い止めるために大事な施設なんだろうと思います。

記念館をあとにして、キリンのビール園へ。
キリンの甘木工場のところにあって、工場見学もできます。
太刀洗の駅から歩いて15分くらいのところでした。
季節であればコスモスがきれいな場所としても有名です。さすがに本日は見ることはできませんでしたが。

本日のピリオドはキリンハーフ&ハーフ。
かなり歩いたのでのどはカラカラ。二口で飲み干しました。

キリンの工場から太刀洗駅まではシャトルバスが出ています。工場見学者用と思いますが。
16:20が最終。われわれはこの後、黒ビールとウインナーをいただいて、シャトルバスの最終便に乗り込みました。

このあとは西鉄小郡で乗り換えて、薬院へ。
最近気に入っている、うなぎの「仁」で。再度乾杯。
かば焼きがくるまで、お新香でつなぐ本寸法。酒は広島の「亀齢」の冷酒をキュッ。言うことなし。

5 まとめ

本日の歩数は24,010歩。
福岡のローカルの私鉄の甘木鉄道沿線はなかなかよいウォーキングコースでした。われわれが知らないだけで、地域にはまだまだ眠っている魅力的な場所が数多くあるんだろうなぁと思わせる今回のウォーキングでした。

 

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