車で800キロ。高知・松山旨い旅

仕事の区切りがついた12月13から15日まで、カミさんと四国に行ってきました。
「密」を避けるために、車で移動。
福岡から高知・松山とドライブしてきました。
今回の旅のミッションは、高知で「鰹の塩たたき」、松山で「鯛茶漬け」を食べること。
まぁ、あんまり大したミッションではありませんね。

Contents

福岡から四国へ

6:30わが家を出発。
途中、コンビニで飴・コーヒー・お茶を手配して、出発。
大宰府インターから入って、九州道から大分道へ。
途中山田のサービスエリアに停車。
朝飯の「おにぎり」と「パン」を調達。駐車場でほうばって、目的地の佐賀関港へ出発。
佐賀関って結構遠いイメージがありましたが、大分道の宮河内インターでおりたら、30分くらいでした。福岡からは2時間30分くらい。
意外に近かったです。

今回は「国道九四フェリー」を使って、愛媛の三崎港にわたります。
乗船時間は70分。ちょっとした運転の疲れを癒すためにはちょうどよい時間でした。

日曜日の午前中ということで、待っている車は3台くらいでした。

本日は天気晴朗、波穏やか。揺れもなく、スムーズに港を離れ、航海していきます。

三崎港から高知へ

三崎港到着が11:10分。ちょっと早いのですが、ここでランチタイム。
港から車で5分くらいのところに「まりーな亭」があります。
ネットの評判が良かったので、ここに行くことにしました。朝おにぎり1個で我慢していたので、お腹はペコペコです。
ネットの情報を頼りに行った「まりーな亭」でしたが、結果正解でした。
私は「しらすと海鮮の丼定食」カミさんは「しらすといくらの丼定食」をオーダー。
丼に出汁を足した生卵をといて、ぶっかけます。魚も新鮮だし、出汁を足した生卵がご飯にも魚にもあいます。「旨い!」

三崎港から車で5分。まりーな亭です。
しらすと海鮮の丼定食。出汁と生卵がめちゃくちゃあいます。

国道197号線を東へ。佐多岬の長さを実感しました。近所に伊方原発があるせいか、道路はきれい。途中、佐多岬メロディラインという道路を通ります。車で通るとタイヤの摩擦でメロディが聞こえます。行きは「みかんの花咲く頃」、帰りは「海」でした。

四国初心者からすれば、八幡浜から南下して高知に行ったほうが近い気もするんですが、ナビは松山方面を示し、松山道から高知道へと誘導していきます。
結果、ナビの示した道を行くほうが早いみたいです。

高知

高知城

15:30すぎに高知に到着。高知はまだ行ったことがない街。まずは高知城へと行ってみます。
「竜馬が行く」のファンからすれば、ここに山内容堂公がいたわけで、行ってみたかった場所でもあります。
お城の石段を登っているときに、段を踏み外して転んでしまいました。手をついた拍子に「ぽきっ」という音がしたような気がしました。けど、保険証もないし、湿布を買ってごまかしてました。左手がみるみる腫れていきます。ヤレヤレ。

入ってすぐのところに板垣退助の像があります。子供のころ百円札のお札の肖像の方でもありました。

高知城の上からの眺めです。容堂公と同じ目線で見ております。

 

はりまや橋

手の痛みを抑えながら、ホテルへ。
はりまや橋近くのドーミーインで荷をほどきます。そのあと,高知市内を探索。
まずは、はりまや橋へ。「日本三大がっかり名所」の一つということを知っていましたけど、想像超えてました・( ゚Д゚)

とさでん交通

電車好きの私としては、高知に行ったら一度見てみたかったのが、とさでん交通の「ダイヤモンドクロッシング
時間の関係で路面電車が交差するシーンはみれませんでしたが、線路の平面交差を見るだけでもワクワクします。
まだ、福岡に路面電車が走っていたころ、西鉄薬院駅では路面電車と西鉄大牟田線の線路が複雑に交差していて、子供心にワクワクしたものです。福岡出身のタモリさんも同じようなことを言ってました。

とさでん交通は高知市の中心部から、伊野方面、後免町方面へと運んでくれます。高知の人には当たり前なんでしょうけど、電車が謝ってるみたいで、ちょっとかわいいです。

高知市内探索

高知駅に行くと維新の立役者の像がライトアップされています。
向かって右から中岡慎太郎、坂本竜馬、武市半平太の順に並んでいます。
その後、路面電車に乗り「ひろめ市場」へ。日曜の夜ということで、ちょっと人は少なかったようですが、いい匂いが漂ってきます。ここで一杯行きたかったんですが、食事は違う店を予約していたため、見るだけで終わりました。

夕食はグルメの知人に教えてもらった「旬彩 卓」へ
お勧めの鰹の塩たたき、と貝風呂をいただきました。
特に鰹は、やっぱり本場。分厚くて旨い。塩がいい感じで味を〆てくれます。うちのカミさんは鰹の概念が変わったとまで言っておりました。

塩たたき。絶品!

店を出て、ホテル近辺をぶらぶら。近所に屋台を発見。
博多の屋台よりも、少し大振りです。
屋台の大将が親切な人で、四万十川よりも仁淀ブルーを見に行ったほうが松山に行くには便利と教えてくれました。
ここで食べたおでんと、しょうゆ味のラーメンも高知の忘れられない味になりました。

松山へ

桂浜

翌日は竜馬ゆかりの地の桂浜を経由して松山へ。
桂浜は太平洋が見渡せる素敵な場所でした。太平洋を睥睨する竜馬の像がよく似合います。
竜馬先生、今の日本こそ、洗濯が必要ではないでしょうか。

仁淀ブルー

国道194号線を北上。仁淀川沿いの美しい水のことをこう呼ぶのだそうです。とくに「にこ淵」の水の色はNHKの番組で取り上げられたこともあり、とくに有名みたいです。
ということで、「にこ淵」に向かいました。
道路は山道に入り、美しい景色が続きます。「ほどのキャンプ場」を目印にすすんいくと、その入り口付近ににこ淵があります。

ここから急な階段があり、降りていきます。(降りる時よりも、帰りに昇るほうが大変でした)
降り口には「まむしに注意」という表示が…。マムシのシーズンでなくてよかったぁ。
降りると、絶景が広がっておりました。マイナスイオンをたっぷりもらった気がします。

松山

194号を抜け、松山道へ。小雪がちらついてきました。
15:00過ぎに松山到着。お約束の路面電車の撮影。
伊予電鉄の車両の色はあざやかな「みかん色」
愛媛らしい色ですね。

夕食はネットで探し「五志喜」というお店。創業380年余ということです。
ここで目的の鯛茶漬けをいただきます。言うことなし。

福岡へ

松山から三崎港へ。この日は天気ではありましたが風が強く、海は時化てました。
行きはあんなに快適だったフェリーもデッキに出ることは禁止。70分間盛大にタテ揺れ、ヨコ揺れしながら佐賀関港へ進んでいきます。
佐賀関港で昼食。じゃこ天うどんをいただきます。九州に帰ってきたぁという味でした。

その後、大分道をひた走り、福岡へ。
高知城で転んだ際の痛みが引かず、速攻、病院へ行くと左手の薬指を骨折してました。
とんだオチがついた高知・松山旅行でしたが、車だと結構な距離を回れることがわかりました。
コロナ時代の新しい家族旅行でした。